【バビロン大富豪の教え】太古から伝わるお金の黄金法則(漫画)

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引き続きお金の勉強を続けているんだけど100年読み継がれている世界的お金の名著に出会ってしまった。

本書は古代バビロニアを舞台にバンシルという貧しい職人の息子がアルカドというバビロンの大富豪から教えを学んだり、自身の修業をする様子を通じてお金の定義をお金を貯める方法、守る方法、増やす方法を学ぶことができる。

本当に漫画でわかりやすく読める時代に感謝。

今回も私自身のアウトプットの為にポイントを書こうと思う。参考になれば幸い。

ちなみに本書は469ページもあるのだが、物語も面白いこともありながらすっと読めるしすっと頭に入ってくる(と思っている)。

目次

お金持ちとは「お金の増やし方を知っている人」

まず初めにお金持ちとは一体何か。月100万円稼いでいる人?タワマンに住んで外車を乗り回してシャンパンを毎日開けている人?答えはNoでそれは決してお金持ちでない。

使うばっかりではいつかお金はなくなる、税金もかかるし。なんかこち亀の両さんが2000万円だかいくらかを宝くじで当てて一日で溶かしたのを覚えている。

脱線したけどお金持ちは「お金の増やし方を知っている人」

じゃあお金持ちになるには、というのが本書に「黄金に愛される七つ道具」や「【お金】と【幸せ】を生み出す五つの黄金法則」という風に細かく記載されているんだけど主に「黄金に愛される七つ道具」について色々ギュッとコンパクトにまとめていこうと思う。

黄金に愛される七つ道具

①収入の十分の一を貯金せよ

お金持ちになる方法はいたってシンプルで収入の十分の一を貯めること。あらシンプル。

じゃあどのくらい貯まるのかをざっくり計算すると、サラリーマンの生涯年収は諸説あるけど3億円とする。

収入の十分の一を貯金すると定年までに3000万円貯めることができるし共働きなら6000万円。これを十分の二貯金したら1億2000万円。そこまでいかないにしても例えば6000万円を年利3~4%で運用すれば資産は1億円を超えて、いわゆる億万長者になることができる。

もちろんこれを受けてそんな単純な話じゃないよねという感想を持ちつつ、一方で収入の十分の一を定年までに貯金することを続ければ世間で言われる億万長者に誰でもなることができる可能性があるよねという個人的な着地。

②欲望に優先順位をつけよ

お金持ちの定義でも触れたけどタワマンに住んでシャンパンをあけて、外車を乗り回すのが誰しも叶えたい?ことではあるけど、そんなことをしていたらいつまでたってもお金持ちにはなれない。

高級ブランドが欲しかったり、高級店での外食を望んでいてもそれが本当に必要か考えてみる必要がある。まあ本当に必要だったり、目標にしていたのなら話は別。

ちなみにアルカドの名言が以下の通り。

収入の十分の一を貯金に回し、残りの十分の九で叶えられない欲望は諦めるのだ

深すぎ。

③貯めた金に働かせよ

「金が自ら働く投資先を見つけてやれ」と教えてくれる。どの時代も「お金を働かせる」ことが大切と古からの教えなのだろう。

つまり①②で生み出したお金を投資すること。

④危険や天敵から金を堅守せよ

詐欺や怪しい儲け話に乗らないこと。

「毎日5分で月100万円!」みたいな広告やXでの投稿を見るけど、そんな話は100%ないって話。

あの投資の神様バフェットさんですら利回り20%程度が最大だったのだからそれ以上は基本ないと自分では信じている。

⑤より良きところに住め

高い住宅に住め、ということではなく環境が良いところに住めという意味。

それは職場に近かったり、子供が遊べる環境だったりということ。

「住居は幸せな生活と密接に関わっていて、その幸せは貯金へを増やすモチベーションとなる」=住居への支払いは心を豊かにする投資、と紹介されている。

⑥今日から未来の生活に備えよ

自分の将来に備えること。

自分が年を取って働けなくなった場合や自分が死んだ後の家族に貯えを残すことを意識しよう。

⑦自分こそを最大の資本にせよ

どんなに知識をつけても行動をしなければ意味がない。

投資をすることやスモールスタートで副業をすることが大切。

賢明な投資先とは

「③貯めた金に働かせよ」に着眼して、具体的に賢明な投資先として「外国株式のインデックスファンド」の長期運用が推奨されている。現代のスーパー投資家厚切りジェイソン氏も同様。バビロニアの時代はもちろん古代だから当然スマホもないし株式市場もないけど現代はスマホ一台で地球の裏側の商品をボタン一つで買えてしまう便利な時代。

なんでたくさんある投資の中で「株」が推奨されているか。それは株は簡単にいうと会社の一部で会社は利益を上げるために日々努力を重ねていて、その努力が株価に反映される。

一方でFXや金に投資しないのか、といった疑問があるけれど、これらは主に需要と供給のバランスで値段が決まってしまう。それは悪いことではないけれど株は前提として成長を前提としているところがポイント。

ただ、株を購入して会社がつぶれてしまったら?といった不安が出るところだけど、そこで初めに書いた「外国株式のインデックスファンド」なんだ。

インデックスファンドは簡単に言うと株のパッケージ商品。そこにはアップルやマイクロソフトといった優良企業の株が詰め込まれている。

このインデックスファンドの良いところは以下の通り。

・手数料が安い(商品にもよるけど年間0.1%程度)
・世界経済の指標で機械的に株を買うので比較的リスクが低め(自動なのでほったらかし運用ができる=お金に働いてもらえる)
・パッケージ商品になっているのでリスク分散ができている

だけどももちろん減るリスクはあるし、結局は自身の選択なので鵜呑みにせずそこはよく考慮の上ご判断を。

インデックスファンドは以下から始められるので念の為紹介しておく。

どのお金の本でも重要な書かれていること共通

どんなお金の本を読んでもやっぱり書かれていることは良い意味で同じで、「リスク分散をすること」や「お金に働いてもらう」ということを再確認。色々な本を読んで共通の事が書かれていればそれは本当に大切なことだよね。

改めてお金持ちになるためのマインドや向き合い方がよくわかる一冊だった。気になる人はぜひ読んで頂けるとと幸い。

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