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こんにちは。普段はビジネス書等を紹介しているkomiです。私は現在2児のパパで読書をしながら切磋琢磨と仕事に育児と奮闘しているのだが、20代で転職を3回するという愚か者だ。つまり今4社目の会社に勤めている。ざっくり念のため申し上げると大企業に分類されているとこで着地はできている。
恐らく40~50代のおじさま方からすれば「なんだこいつ」と思われると思うが、たぶん私もそう思う。普通にやばいと思う。「石の上にも三年」という言葉に正面から反抗をしている。
そんなこんなでなんだかんだうまいことはいっているが20代で4社目の愚か者の経験談なんて探してもあまりないだろうからここに記録として残しておく。ぜひ参考にしてほしい。
かなり偏った経験なので一つの参考にしてもらえれば幸いです。
【結論】20代の内なら何とかなる
いきなり結論だが結局20代なら何とかなる。多分30代でも何とかなる。
転職回数多い奴はやばいよ、と色々言われているが結局若い力は求められている。現在採用的な業務もこんな奴だが任されていて、中途採用をする際に求められているのは「若さとスキルと会社の風土に合っているか」の様な部分が3:3:3くらいだとは思う。(もちろん会社によるとは思う)
ただ「何とかなる」にも一定の条件がいると思う。そちらを独断と偏見と私の経験を踏まえて紹介したい。
職歴がすべて異職種の人は厳しいかも
当たり前のことを書かせてもらうが、中途採用ををする上で担当者が何を重視するかってもちろんその人のスキルと「就職をしてもらった後にすぐに辞めないか」ってところなんだ。
考えてみれば当たり前の話で採用って転職活動をする人もそうだけど採用担当者も相当疲れる。お金と労力がとてもかかっている。
職歴がある程度一定の人なら「どういう理由で転職活動をしているのかな?前職を辞める理由は何かな?(うちに来てすぐに辞めないかな)」と興味を持って面接に呼んでもらえるケースが多いけど、短期間で転職をしている人がすべて異職種という点は「自分に芯がない人なんだな(=ふらふらしている人だな)」と思われて面接にすら呼ばれないのは往々にしてあると思う。
参考にリクルートエージェントのような転職活動者と企業の間に入ってくれる人を活用として、そこらへんを調整してもらうという方法もあるので一応紹介しておく。
結局私はエージェント経由で転職しなかったけど、転職理由を企業に伝えてくれたり、手間だったけど履歴書の他に転職理由等を細かに伝えれるように自己紹介動画を企業に送ってくれるサービスがあったり、また面接に落ちた理由とかフィードバックもくれるので選択肢の一つとしてはアリ。
短期間の職歴の人は問題あるか
経験則から申し上げると私は20代で4社目という愚か者なので当然職歴が短い期間はある。1年以内なんてざらにあった。
まあ問題は大ありだと思う。普通に転職活動をしている人よりは圧倒的にハンディキャップはある。ただ若いから呼んでもらえるチャンスは増えると考えれば体感で4:6くらいか。
ただ職歴はある程度一貫性があったので、面接に呼ばれて転職理由を素直に話して、その理由を信じられなかったのか駄目だったのか何らかの理由で落とされる。拾ってもらえれば拾ってもらえる、といった具合だった。
転職を3回もすることになった経緯
さて、結論等をつらつらと書いてきたがご参考までに私が何で転職を3回もすることになったか、そちらを紹介しようと思う。
ご覧頂いてこいつ頭おかしいなと思うのと同時にこんなやつでも何とかなるんだな、と安心してほしい。
希望と夢にありふれた新卒時代
私の新卒の就職活動時代はとても良い時期だった。超有名大学でもないがそこそこ名の知れた大学だったので自分の身の丈に合った?とでも言えばいいか、そんな就職活動をしていれば苦労することは少なく私の周りで苦労している人は超大手志望か公務員受験をしている人だった。
そんな中やりたいことはあったものの新卒の就職活動なんてどうせ総合職採用だし、入ってから行きたい部署に行けばいいやと頭お花畑なスーパー適当就職活動をしたものだから超営業会社に入社し、兵隊として駆り出され入社した後文字通りギャップに悩まされ、わずか半年で一社目を辞めた。愚か者の誕生である。
負け惜しみ?だが一社目の辛さに勝るものはない(たった半年だが)。そういう体験をできた意味では無駄ではなかったと信じたい。
2社目を1年以内に辞めてみせた
「若い」ということがうまく働き、わずか半年で辞めたが転職活動に苦労することはなく2社目に入社することができた。
やりたい職種に就くことができたのだが、ここでも私は適当に就職活動を行い、一社目に内定を貰ったところにろくに考えもせず入社し、壮絶な労働環境(いじめ、過重労働)でメンタルが壊れかけた。
多分今思うと「若い」ももちろんアドバンテージだったがここでも兵隊を求められてマッチングしてしまったのである。まだまだ愚か者だった。
勇気の退職と三社目への転職活動、四社目へ
2社をそれぞれ一年以内に辞めるなんて相当やばいやつと思われる、と恐怖で震えて考えに考え「死ぬよりましかな」と転職を決意した。
もちろん書類選考はばんばん落ちたが、やはりここでも「若い」というアドバンテージがうまく作用し面接には呼んでもらえた。ここでようやく自分は若いだけなんだなと自覚した。
結局三社目に運よく拾ってもらえて本当の意味で経験を積ませて頂いた。感謝。
四社目の転職活動は自身のライフプランニングを考えて行ったが、三社目で職務経験を積ませて頂いていたのといわゆる三年以上勤めていたので、そんなに苦労することはなかった。
結局私は若さと運だけで何とかなった。
結局悪いのは自分
つらつらと書かせて頂いたが結局悪いのは自分だということが転職活動を通じて理解できたんだ。
もちろん「壮絶な労働環境であることを求人に書かなかった企業が悪い」や「いじめをする人が悪い」という意見もあると思う。
それらがどう考えても圧倒的に悪いんだけどそこらへんの情報にアンテナを立てていたか?と言われたら全くそんなことなかった自分がいて、本当にリサーチ不足で職歴に一つ傷をつける覚悟がなかったと痛感した。(もちろんリサーチした上でひどい職場だったらそれは運が悪かったなと思うしかないけど)
腹立たしいことに他責にしても結局状況は改善しないのが世の常で、それを面接理由で伝えてもうまくいかないのは事実なんだ。面接官に言わせれば転職掲示板は見たの?面接の際に条件面は調整したの?と思われるのも当然で、たしかにそんだけひどい会社なら掲示板にボロクソ書かれている、事実私が勤めた会社はボロクソに書かれていた。
加えて「労働環境が最悪でした」と「労働環境について事前にできるだけ調査するべきでした」だと後者の方が印象が良いのは当然で、色々勉強だったなとポジティブに考えることにした。
そして「私は若さと運だけでなんとかなった」と書かせて頂いたが、どちらか一つが欠如していたら転職活動がうまくいかなかっただろうというのもあると思う。今20代で転職活動をしようとしている人は若さという一つの大きな武器を大いに活用してほしい。
繰り返しなるが、20代で複数回転職をしてもうまくいくし、本当にやりたいことがある人や自身の労働環境に耐えられない人は転職をしても良いとは個人的には思う。
皆様の転職活動がうまくいくことを願う。